静かな空に爪痕残す

情事を描いたR18小説と節約してロードバイクを購入するまでの記録。二次小説も構想中です!

カテゴリ: ターミナル

プロローグ



もしもあの時こうしていれば…俺の人生はもっと光り輝いていたのだろうか…。




2017年2月




俺は平井拓哉




1980年生まれの36歳独身。




池袋西口から歩いて20分のオンボロマンションに住んでいる。





仕事は食品原料の商社勤務で営業マン!





営業成績はいまいちで先輩から教えて貰ったキャバクラ遊びに精を出している(^^;





池袋に住んでいるのもキャバ嬢をお持ち帰りしやすいが為である。

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趣味はギターでオヤジバンドを組んで月に一度はライブハウスで演奏をしている。



ギター片手に歌うと日頃のストレスが一気に解消されるんだよね!



今日も朝から課長に売上げが低いと怒られて冴えない1日だった。




つづく




平井拓哉→36歳の冴えないサラリーマン









売上げは少ないけど自分を可愛がってくれる得意先だけを回り



空いた時間は営業車の中で昼寝。



売上げの大きな厳しくてうるさい得意先には足が遠のいていた。



だから、後輩が自分より大きい得意先を任されている。




俺の人生は本当にこれで良いのだろうか?




会社に戻ると同じ部署の同僚や事務の女子社員から冷たい目で見られる。

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課長から『今日は新しい発注は取れたのかよ?』




と嫌味な言葉を投げ掛けられると同僚達は下を向いて





小馬鹿にしたような笑みを浮かべる。





19時頃にトイレに向かうと別の部署の小田係長が近寄ってきた。




『今日は行ける?』




『あっ!ハイ!あと30分位で上がれそうですね』




『そうか!じゃあ何時もの店で待ち合わせるか!』





『OKです(^^)d』




彼は会社で俺に唯一優しくしてくれる先輩だった。



つづく




平井拓哉→36歳の冴えないサラリーマン





41歳の小田係長、独身。



女遊びに精を出し過ぎて婚期を逃していた。




出来る営業マンだが独身は管理職に着けさせない古い体質の会社なので



出世街道から外れていた。




小田係長と同じ部署ならもっと仕事が楽しいのになぁ…。

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何時もの居酒屋で談笑しながら小田係長と酒を飲んだ。



しかし、これが今日の目的ではない!



腹ごしらえしてからの二次会で行くキャバクラがメインであった。



小田係長の戦術はNo.3~4位の女の子を指名してヘルプで付く女の子を




次回から指名して落とす事だった。




『何で私を指名してくれたの?』




『えっ!だって可愛いし、よく気配りが出来るからだよ…』



といった感じで通いつめてお持ち帰りするのである。




何せ俺達は独身だから財力はあるのだからね。





今日はヘルプの女の子を指名する3回目の日だった。





『平井ちゃん!もうすぐあの子落とせそうだよ!!』





『すごいなぁ小田さん!流石ですね!!』




俺も既に口説き落として泊まりに来るキャバ嬢をゲットしていた。




つづく




平井拓哉→36歳の冴えないサラリーマン






居酒屋を後にした俺達は出来上がった状態で大通りに出てタクシーを拾う。




水曜日なのに女遊びに関してはフルスロットルだった。





このエネルギーを仕事に生かせればと自己嫌悪に陥る時もある。




キャバクラに入ると二人はさらにハイテンションになっていった。

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お目当ての女の子を指名すると親しげな笑顔で迎えてくれた。




小田係長は得意の話術で狙った女の子をメロメロにさせて





沢山のボディータッチを受けて良い雰囲気を作っていた。




俺も隣に座る巨乳のキャバ嬢を何とか落とそうと必死になっていた。




池袋に住んでいるのはキャバ嬢の興味を引く為でもあった。





近いんだったら行ってみても良いかなと思わせてお持ち帰りしていた。




小田係長がお目当ての女の子とアフターに行くと言うので





俺は店を出て家に帰った。





つづく




平井拓哉→36歳の冴えないサラリーマン






ピンポーン!ピンポーン!!




明け方近くに家のインターフォンが鳴った。




誰が来たのかおおよそ検討は付いていた。





『ドア開けるから下で待っててね!』





1階の小さいエントランスホールに降りると酔っぱらったキャバ嬢が座っていた。

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エレベーターの音で俺に気づいて小さく手を振ってきた。




深夜3時なのでお互いに声は出さなかった。




俺に甘えているのか体の力を抜いて部屋まで運んで貰おうとする。




沢山のキャバ嬢と付き合ったがみんな同じような行動を取っていた。




キャバ嬢の名前はお店で呼ばれている麗奈




まだ本名は教えて貰っていないがそんな事はどうでも良かった。




とにかくこうして家に来てくれて関係を持つのが目的だからだった。



つづく




平井拓哉→36歳の冴えないサラリーマン
麗奈→最近知り合ったキャバ嬢







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