あれからどれくらい時間が経過したのだろうか…。



俺は暗闇の中で体の自由を奪われて何時間も眠ったままだった。



すると、体がゆっくりと回転を始めて徐々にスピードが上がっていった。

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遊園地のコーヒーカップような遠心力が掛かって体が上昇していった。



高い天井の先に微かな光が見えてきた。



体は高速で上昇していってやがて光の中に吸い込まれていって俺は再び意識を失った。



そして、眠りから覚めるように少しずつ意識が回復してきた。



ここは…どこだ…。



どうやら、白いシーツと掛け布団に包まれたベットの上だった。



俺は助かったのだろうか…。




つづく




平井拓哉→36歳の冴えないサラリーマン