蛍光灯が切れかかっていてチカチカと点滅する看板を見ると




『go heaven』と筆記体で書かれたキャバクラだった。



こんな店あったかな…。



吸い込まれるように中に入っていくと青白い顔をしたボーイが立っていた。




『どうぞこちらへ!』



女の子の指名をする間も与えず半ば促されるようにテーブルに案内された。



店内を見渡すと昭和レトロのキャバレーのような雰囲気だった。

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普通はカラフルなドレスを着ているキャバ嬢達が



黒か白のドレスしかいない事に違和感を感じた。



『いらっしゃいませ!』



明るい声で黒のドレスを着たキャバ嬢が目の間に立っていた。



隣に座るとボリュームのある胸元に視線が行ってしまった。





つづく




平井拓哉→36歳の冴えないサラリーマン